PMTCで歯周病予防!

PMTC(Professional mecanical tooth cleaning)とは・・・

歯科医師、歯科衛生士が、虫歯と歯周病の予防の為、専門的な器械とフッ素入り研磨ジェルを使って行う歯面清掃(クリーニング)のことを言います。
歯の表面から歯と歯肉の境の溝の中(1~3mmまで)のプラーク(細菌の塊)をすべて取り除くことができ、ツルツルに磨かれた歯面はプラークがつきにくくなります。
つまり、PMTCとはお口の健康維持のための環境作りを目的とした処置なのです。特に、タバコのヤニや茶渋など着色が気になる方や歯槽膿漏、口臭の気になる方にお勧めです。

このような効果が期待できます
歯肉炎、歯槽膿漏、口臭の予防、知覚過敏、虫歯抑制

歯周病は歯を失う原因の第一位です。そして、命に関わるような体のあちこちの病気とも関連が深いことがわかっています。歯周病は放っておくと進行しますが、早めの対処で予防や、進行を止めることが可能です。

歯周病は静かに進みます

歯周病はあまり症状を出さず、静かに進んでいきます。歯周病は決して放置せず、ご自分の進行度を知り、進行度にあった治療を受けることが健康な歯や歯茎、健康な体を保つために重要です。

歯肉炎

歯周病の初期の段階です。歯茎が赤く腫れて、歯ブラシをすると血が出ることもあります。子供や若い人によく見られる歯周病です。歯磨きをしっかり行うことで完治します。

軽度歯周炎

歯肉炎を放っておくと、歯周炎に進行していきます。歯周病の原因菌により、歯を支えている骨が溶かされ始め、歯と歯茎の間に「歯周ポケット」と呼ばれる深い溝ができてきます。歯茎の炎症や出血の他にも、歯茎が下がってきたり、冷たいものでしみやすくなる「知覚過敏」の症状などが起こってきます。歯周ポケットの中にまで入り込んだ歯垢や歯石を取り除く治療が必要です。

中等度歯周炎

歯周炎がさらに進行し、歯を支えている骨が歯根の半分くらいまでなくなっている状態です。歯のぐらつきがみられ、口臭もひどくなり始めます。歯根表面にこびりついた歯石をしっかりと落とす必要があります。

重度歯周炎

歯を支えている骨は半分以上なくなってしまい、歯がグラグラして、歯が浮いたり、噛めない状態になってきます。歯茎から膿が排出されますが、うまく排出されないと、歯茎が大きく腫れて強く痛むこともあります。歯が自然に抜け落ちてしまうこともあります。この状態になると、治療をしても改善のしようがありませんので、抜歯をしなければなりません。

歯を失うだけじゃない歯周病の恐ろしさ

歯周病というのは国民病とも言われているほど、多くの人がかかってしまっている病気です。放っておくと歯が抜けてしまう病気だということは、多くの人が漠然と分かっていることだと思いますが、進行すると体の健康まで奪ってしまう恐ろしい病気なのをご存知でしょうか?具体的に見ていきましょう。

歯周病が進行すると起こってくること

見た目への影響

歯周病が進行してくるにつれ、歯茎が下がって歯が長く見えるようになります。また歯と歯の下方の隙間があいてきますので、見た目が老けて見えるようになります。さらに進行すると、歯が移動し始め、歯並びがずれてきたり、前歯が出っ歯になってきたりして、審美的にも影響が出てきます。

痛み・腫れ

歯茎が下がってくると、歯の根っこが出てきて冷たいものでしみるなど知覚過敏を起こしてきます。また、重度になってくると、たびたび歯茎が膿をためて大きく腫れ、強い痛みを出すこともあります。

食事への影響

歯周病が進行するにつれ、歯が移動し、ものがつまりやすくなります。重度になって骨の支えが少なくなると、歯がグラグラし、ものがかめなくなってきます。しまいには歯が抜けて、全くかめなくなってしまいます。

口の不快感

歯周病がひどくなってくると、「歯周ポケット」と呼ばれる歯茎の溝が深くなってきます。深くなるにつれ、中に細菌が繁殖し、口臭がひどくなってきます。また、歯周ポケットから膿も排出されるようになるので、そのせいでも悪臭がするようになってきます。

全身の健康への影響

歯周病細菌が出す毒素は、血管に入り込んで全身に回ったり、口から肺の方へ入り込むことで体のあちこちに病気を起こすことがあります。

歯周病は予防できます

シーラントで虫歯予防

「シーラント」とは、奥歯の咬み合う面(咬合面)にできる虫歯の予防の方法です。
あらかじめ、虫歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めてしまいます。このプラスチックは虫歯を削ったとき詰めるものと同類のレジンという材料なので、きちんと埋めていれば虫歯になるのを防ぎます。